かつて、冷戦構造と日米安保とに守られて朝鮮戦争とかベトナム戦争とかでもって自国さえ戦争をおこなわなければ他国の戦争においてならば銭儲けをしようともかまわなかった、違憲にも違法にもならなかった、そんな恥知らずな歴史から学ぶべきこととして、戦争を、政治において放棄するのみではなくて、経済においても。自国によるのであれ他国によるのであれ戦争でもって銭儲けをしてはならないということ(それによってこそ、平和憲法における自衛隊という最たる矛盾と問題ともむきあうことができるでしょう。国民を守るためだけにならば、武器の需要も供給も必要になるというものでしょう。それ以外を戦争のための銭儲けともできるでしょう)。更なる平和のために、夢と希望と理想とのためにも、一国のみが平和であればいいというのではなくて、国際平和を希求できる、実践できる、新しい平和憲法の構想のために、明記できることとして。それと同様に、
自国のみが戦争をしなければいいというのではなくて、自国の国民のみを守るためにならば戦争も戦争のための武力も放棄しているはずであるにもかかわらず自衛隊も必要になるということではなくて、他国の戦争における難民をうけいれるということ。たとえ正義によろうが人道によろうが他国の戦争を武力でもって解決するというよりも他国の戦争による難民をうけいれるほうが、積極的平和主義の名のもとであれ、現在の平和憲法にふさわしいことになるでしょう。現在の平和憲法をただただ美しいものとするのではなくて、それゆえの超現実的なる非現実的なるがゆえの夢とか希望とか理想とかにしてしまう奴隷根性とか偶像崇拝とかによるのではなくて、現実に屈服するのでも妥協するのでもない、ただただ現実のものとするためにも。国際平和の希求のみならず、実践ということにするために。これも新しい平和憲法の構想として、明記できることとして。
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